名曲をアナリーゼ!〜1万年と2千年前から愛してる編〜

こんにちは、Kオケのギターのteshimaです。

今回は「名曲をアナリーゼ」というお題でブログを執筆してみたいと思います。

 

アナリーゼとは?

アナリーゼと聞いてピンと来ない人も多いかと思いますのでまずはここから。

アナリーゼとは、英語でいう「Analyze」の意味で、楽曲のコードやハーモニー、メロディーなどを分析して、「この曲は一体どんなことをやろうとしているのか」ということを細かく見ていくことを指します。

作曲をする人にとってはお勉強の一環として良くやります。「このコードはIVメジャーで~」とか「ここのハーモニーを分解するとDSCH音列が~」とか「ここのコードスケールはミクソリディアン♯4で~」とか呻いている人がいたら、だいたいアナリーゼ中の人です。生暖か、、、優しく見守ってあげましょう。

 

「えっなんかいきなり分かりにくそう。。。今回は読まないでおこう」

そう思わずに!今回の記事では極力専門的な用語は使わずに、なるべく一般的な単語を使って書いていこうと思います。

 

今回のお題はこちら。

創聖のアクエリオン」!

創聖のアクエリオン

創聖のアクエリオン

 

 

創聖のアクエリオン」をアナライズしていきます

 キー(調)について

この曲全体を見ていくと、AメロとBメロはBmのキーで、サビでC#mに転調しています。サビだけ転調して盛り上げを演出するのはよくある手法で、菅野さん自身も他の楽曲で使用しているのですが(例:攻殻機動隊inner universe」、カードキャプターさくら「プラチナ」、マクロスFノーザンクロス」など)、この曲で面白いのは、サビに至る前からその転調を予感させる箇所がちらほら見え隠れすることです。

例えば1Aメロの以下の箇所。

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「くじら達の声の 遠い残響 ふたりできいた

太字の部分のメロディーを歌ってみると、ふわっとした浮遊感がありますよね。ここは下線を引いたところだけはキーにそぐわないコードが出てきていて、その結果この浮遊感が生まれています。そのそぐわないコードというのがC#mなんですね。

同じように、1番と2番の間奏部分、Aメロに入る直前のコードもC#mとなっています。「Wo Wo~」を歌っていると、サビに入る少し前の部分だけ、似たような浮遊感を感じませんか?

このようにして、サビでC#mに転調する雰囲気を感じさせつつ独特のコード進行・メロディーに仕上げているのが興味深い点です。

 

 サビ直前は不思議コード連発

こうしてBメロからサビに入るときに転調するわけですが、Bメロ終わりでは「なんだそりゃ?」というようなコードが展開されていきます。

後半のコードだけを書いていくと、こんな感じになっています。

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キーがBmだということを考えると、デタラメすぎるコード進行です。特にBb/Cなんて論外と言ってもいいです。でも、これは意図的なものではないかと思います。こういったキーから外れたコードを連発することで、わざとキーの感じをくしゃくしゃにして、転調をしやすくしているのだと思います。また、コード進行はデタラメではありますが、使われているコードは、詳細な説明は省略しますが、実は全部構造が一緒です。一見デタラメなように見えて、繰り返し、同じ構造のコードを何度も何度も連続させることで、最低限の統一感を持たせているからこそ聞いていて説得力があるのだと思います。

 

 もうここに尽きるよね、「愛してる」の力強さ

さていよいよサビに入るわけですが、実はハーモニーとして目新しい部分は特にはありません。それよりこのサビで一番重要なのは、やはり「愛してる」のメロディーではないでしょうか。

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ここのメロディーで歌詞の「あ」と「い」の間には実にきっちり1オクターブもの跳躍があります。力強い跳躍です。こんな跳躍、滅多にしないんだからね!そのメロディーに重なる歌詞が「愛してる」です。しかも「一万年と二千年前から」ときて「愛してる」です。

この曲を初めて聞いたとき、この一節に「やられた」と思った方は多いのではないでしょうか。あるいは、知らない人にこの曲を説明するときにこの一節で説明する人も多いのではないでしょうか。事実、英語版の「Genesis of Aquerion」では、英語詞になっているにもかかわらず、「愛してる」のところだけはそのまま日本語です。それだけこの一節が強烈で印象深かったということを物語っているかと思います。

 

結論

 菅野よう子尊い

おっと、、、失礼いたしました。少し頭の悪い言葉で書いてしまいましたね。もう少し丁寧な言葉で書いてみます。

 菅野よう子尊い

おっと。。。どうも他に書きようがないようです。尊いですね。。。

 

アナリーゼと言われても、ピンと来ない人が多いかもしれませんが、「どうしてこうなるんだろう」という疑問のフタをあけてみると、こんな解析ができるというお話でした。

こう長々と書いてきておいてこういう結論でしめるのもアレですが、アナリーゼしようがしまいが、そしてその内容がどうであれ、この曲が魅力的であることに変わりはありません。一番大事なのはそこだと思います。

 

以上、長文ですが、「名曲をアナリーゼ」でした。

団員募集中です!

現在、下記のパートで一緒に楽しく活動してくれる団員を募集中です!
Fg,Vn,Va,Vc,Cb,合唱(Sp,Al,Tn,Bs)
(募集パートは2017/10/5現在のものです)
ちょっと気になる…というかたはぜひぜひ、一度ご連絡ください。
練習の見学も随時受付中です!
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菅野よう子さんと民族音楽について

毎週日曜日になると思い出したように「まさつぐ…まさ…まさつぐ…」と呟いています。
まさつぐショック(byおんな城主直虎)からなかなか抜け出せない2ndヴァイオリンの遠野です。
高橋一生さん、めちゃくちゃかっこよかったですよね。
そして龍雲丸のBGM、めっちゃ好きです。

 

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 緊急特盤 鶴のうた

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 緊急特盤 鶴のうた

 

 

ノラ - 龍雲丸のテーマ

ノラ - 龍雲丸のテーマ

 

 

 
本日は少し趣向を変えて…
菅野よう子さんと民族音楽について」僭越ながら少々考察してみたいと思います。
もちろんこのブログは私の数百倍の菅野よう子オタク(褒めてます!)のみなさまも
いらっしゃってるかと思いますが、柔らかい目で見てくださるとうれしいです。

それでは!

菅野よう子さんといえばジャズからポップス、クラシックっぽいやつ…まで
作曲ジャンルの幅広さが広く評価されていますが、
様々な地域の「民族音楽」要素もたくさん取り入れています。

たとえば…

ラグナロクオンライン2」

全体を通してケルト音楽(ヨーロッパの民族音楽)の空気を感じますね。
ゲームそのものは(大人の事情)という事になってしまったようですが
サウンドトラックが発売されていますので、ぜひ通して聞いてみてください。
(…と思ったんですが今ではプレミアがついちゃってるようですね…。
運よくお持ちの方はぜひケルトを感じながら(?)聴いてみてください!)

アニメ「ブレンパワード」より『Departure』

Departure

Departure

ヨーロッパで広く使われているケルトの民族楽器「バグパイプ」が
メインを飾っている曲です。
その中でもこの曲は特にスコットランドの「ハイランド・バグパイプ」感が強い印象ですね。

アニメ「∀ガンダム」より『End Title~ノスタルジーナ』

End Title ノスタルジーナ

End Title ノスタルジーナ

中間部がアイリッシュのダンス音楽「リール」を思い起こさせる曲調です。
リールっぽさがありながら菅野よう子節を感じられる、個人的超!推し曲ですので、
ぜひ本場のリールとの聞き比べなども楽しんでみてくださいね。


ケルト音楽以外で特に目立つものといえばやはり
ブルガリアンボイス」でしょうか。
あえて地声を張って声を出す、ブルガリアの伝統的な合唱です。

アニメ「マクロスプラス」より『A SAI EN』

A sai en

A sai en

  • Raiche Coutev Sisters
  • アニメ
  • ¥250

 

アニメ「攻殻機動隊」より『トルキア

トルキア

トルキア


アルバム「Song to Fly」より『Atomic Bird』

Atomic Bird

Atomic Bird

  • Cosmic Voices from Bulgaria
  • アニメ
  • ¥250

 

このあたりの曲等にふんだんに使われています。
ブルガリアンボイスを使用した菅野よう子楽曲は実は結構多く、
「菅野さん、ブルガリアンボイス大好きなんだろうなぁ」と良く思います。笑
『トルキア』はブルガリアンボイスにエレクトロニカ系の音楽を混ぜていて
さすが菅野よう子!と唸ってしまいます。


そんな神曲『トルキア』は第5回演奏会で取り上げますので、
Thanks!Kがこのブルガリアンボイス+エレクトロニカを合唱とオーケストラでどう仕上げるか、
楽しみにしていてくださいね!

 

団員募集中です!

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(募集パートは2017/09/24現在のものです)
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■第5回定期演奏会

次回の演奏会は、下記の予定です。

2018年1月13日(土) 昼公演
練馬文化センター こぶしホール
入場無料

おんな城主 直虎」や「攻殻機動隊」などなど、菅野よう子さんの名曲を多数お届けします!!

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より良い演奏をめざすKオケの取り組み 基礎合奏練習のすゝめ

こんにちは。トロンボーンのマチダです。
来年1月の演奏会に向けて曲目も出揃い、いよいよ本番モードで動いているKオケです。

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Kオケはその名の通り、菅野よう子さんの作品を演奏するオーケストラなわけで、団員規約には「菅野よう子さんの音楽を楽しく演奏すること!」という文章が明記されています。
団員が集まると「菅野よう子さんへの愛」についても話題になります。
そんなKオケもおかげさまで認知が少しだけ上がってきており、今シーズンもたくさんの新入団員を迎えることが出来ています。ありがたや〜ありがたや〜。
たぶん正団員、90人以上いるんじゃない?うちのオケ。すごいね。大きくなったね。

これくらいの規模感になってくるとメンバーの演奏レベルやベクトルも様々になってくるのですが、大前提は「菅野よう子さんへの愛」
愛があれば乗り越えられる!
愛があればKオケ団員資格OK!!
・・・まぁ、つまりそういうことです。

そ、そうは言ってもオーケストラですし、Kオケのコンサートを楽しみにいらっしゃるお客さまもいるので「良い演奏」を聞かせる技術向上も必要なわけで。。。
今回のシーズンからオーケストラメンバー有志で通常の合奏、分奏の他に「基礎合奏」を行う枠を作ってみました。
トレーナーにははちみつさんことトロンボーン奏者の志賀健輔先生に協力をお願いしました。
他のオーケストラで志賀さんのバンドレッスンを受ける機会があって、その時にひらめいてしまったのです。「Kオケに必要なのはこれだっ!!」

Kオケは合奏経験の少ない方から猛者まで、様々なメンバーがいますので、そのボトムアップをできる場が提供できたらなと。
僕自身、いろいろなオーケストラで曲はたくさんやっていますが、いざ「基礎力」と言われると胸を張って言えるものがあるかなと不安な部分ありますし。。。

いざ、基礎合奏練。。。
志「じゃあ、まず手始めにハ長調の音階やってみましょうかー。せーのっ。。。。」

っぼへぇーーーーー♪

志「はい、みなさん良いですか。1日の一番最初に出すおはようございますの音、これがその日で一番大事な音です。集中して音を出して下さいね」
(こ、これだよ!僕がもとめていたのは!!はちみつせんせいっ!!)

サブカル界隈と言われるところにいると、楽しく目の前の超絶技巧な譜面はこなすけれど、部活みたいに基礎合奏って意外とやる機会がないんですよね。
意識をあわせて、集中して、呼吸を感じて、一つ一つの音を丁寧に出していくという大切なことを、今のKオケは改めて学んでいる気がします。
サブカルオケ界隈といわれる中で、Kオケが常設団体として存在している意味、長い目で音楽を楽しむことのできる団体になっていければいいなと「基礎合奏練」枠にはそんな期待を寄せています。

そんなKオケは今も団員募集しているパートがありますからね!!
直虎!攻殻

一緒に音楽やりましょう!

現在、下記のパートで一緒に楽しく活動してくれる団員を募集中です!
Fg,Hr,Vn,Va,Vc,Cb,合唱(Sp,Al,Tn,Bs)
(募集パートは2017/09/11現在のものです)
合唱は初心者の方も大歓迎です。
ちょっと気になる…というかたはぜひぜひ、一度ご連絡ください。
練習の見学も随時受付中です!
連絡先:thanksk.orch@gmail.com

■第5回定期演奏会

次回の演奏会は、下記の予定です。

2018年1月13日(土) 昼公演
練馬文化センター こぶしホール
入場無料

おんな城主 直虎」や「攻殻機動隊」などなど、菅野よう子さんの名曲を多数お届けします!!

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団員募集中!あなたもホールで演奏・合唱してみませんか?

こんにちは!副団長のはるです。
私たちThanks!K オーケストラ(Kオケ)は、来年1月の定期演奏会に向けて絶賛準備を進めております。
第5回を数える次回の演奏会。回を重ねる毎に仲間が増えて、Kオケには現在100名近い団員が在籍しています。
今日は私たちがいつもどんなふうに活動しているのかを書いてみたいと思います。

基礎練習

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まずは個人練習が基本!なのですが、100人で同じ曲を演奏するには、それぞれが好きなように演奏するだけではだめで、周囲の奏者と息を合わせたり、音色を合わせたりすることが、曲の完成度にかなり影響してきます。
Kオケには、オーケストラに所属するのがはじめてのメンバーも多数参加していますので、そうした合奏の基礎となる練習の機会を設けています。
外部の方を講師としてお招きして、音階練習や強弱の付け方、ハーモニーづくりなどをご指導いただいています。

 

分奏(セクション練習)

分奏とは、弦楽器なら弦楽器、管楽器なら管楽器、合唱は合唱、と、セクションごとにわかれてする練習です。
パートごとの難易度の高い箇所を中心に、より習熟度をアップさせていきます。
菅野よう子さんの楽曲は難易度もとても高いものが多く、楽器の経験が長い方にもやりがいがあると好評です。笑

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合奏

Kオケでは1月の本番まで、だいたい月2回ほどのペースで合奏練習を行っています。正指揮者、副指揮者の指導のもとで、表現力に磨きをかけます。
自分の音が100人の音と重なって、曲の全体像が楽しめるのは、合奏ならではの楽しみです。音楽の中にいる感覚!ふつうに聴いているだけでは味わえない、自分も演奏に参加しているからこその醍醐味だと思います。
合奏のあとは飲みに行って交流する団員もたくさんいます。

 

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thanks-k-orch.hatenablog.com

 

ホール練習

本番が近づいてくると、ホールでも合奏練習を行い、音色をブラッシュアップします。

菅野よう子楽曲はシンセやエレキベースのような電子楽器やサックス、ギターなどの特殊楽器が使われることも多いため、音量バランスや響きをチェックする重要な工程です。

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合宿

10月には2泊3日の合宿も予定しています。
これまでの合宿の様子はこちら↓

 

thanks-k-orch.hatenablog.com

 

thanks-k-orch.hatenablog.com

 

 

3日間みっちり練習にとりくみ、毎年ぐぐっとレベルアップを実感できるのが合宿。そして、レクリエーションやお酒を楽しみながら、団員同士が仲良くなれる機会でもあります。

 

Kオケはオトナの音楽演奏団体

学生から社会人まで、職業も年齢も音楽経験もばらばらなメンバーが集ってこんなふうに活動しています。共通しているのは、「菅野よう子さんの楽曲が好きで、一緒に演奏したい!」という気持ちのみ。
日々の練習は地道なものですが、演奏会本番、仲間と一緒に、お客様のまえで演奏を披露できるときの高揚感はなにものにもかえがたいなぁと個人的に思います。

 

thanks-k-orch.hatenablog.com

 

■第5回定期演奏会

次回の演奏会は、下記の予定です。

2018年1月13日(土) 昼公演
練馬文化センター こぶしホール
入場無料

アクエリオンシリーズを中心に、「おんな城主 直虎」や「攻殻機動隊」などなど、菅野よう子さんの名曲を多数お届けします!!

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一緒に演奏しませんか?

現在、下記のパートで一緒に楽しく活動してくれる団員を募集中です!
Fg,Tp,Hr,Vn,Va,Vc,Cb,合唱(Sp,Al,Tn,Bs)
(募集パートは2017/08/14現在のものです)
合唱は初心者の方も大歓迎です。
ちょっと気になる…というかたはぜひぜひ、一度ご連絡ください。
練習の見学も随時受付中です!
連絡先:thanksk.orch@gmail.com

オケ合唱合同練習でした

皆さんは日曜の夜は何をしてますか?・・・え?何?NHKで「おんな城主直虎」を見てる?そうでしょう、そうでしょう。そんな直虎の主題歌「天虎」を演奏する「Thank!Kオーケストラ」の団長アキラです。ご無沙汰しております。

第5回定期演奏会へ向けての練習や準備が着々と進む中、本ブログの更新が一向に進んでいなかったので、これはマズイ、と思い筆を取りました(笑)

オケ合唱合同練習でした

さて、第5回に向けての練習は4月頃からぼちぼち始まっており、現在月2くらいのペースで練習をしています。前回の練習は7/2。オケと合唱との初合同練習でした。これまでは、オケと合唱は別々で練習してきたので、一緒になることで感動もひとしおです。

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我々Kオケも数多の本番を経験して、着実に演奏技術は上達しています。今回も初回の合同練習とは思えない完成度でした。

本番は2018年1月13日

そんな今回の本番は、2018年1月13日 練馬文化センターです。今日でちょうど半年前!

Thanks!Kオーケストラ第5回定期演奏会

  • 日時 2018/01/13 Sat [開場]13:00 [開演]13:30
  • 場所 練馬文化センター こぶしホール
  • 料金 無料

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今回のステージは、第1部アラカルトステージ、第2部アクエリオンステージの2部構成となります。直虎主題歌の「天虎」はアラカルトステージで演奏します。他にも以下の曲を演奏します。

第1部 アラカルトステージ

第2部 アクエリオンステージ

など

現在まだ出来上がっていない譜面もありますが、もう後数曲で全て揃います! 曲数は全部で20曲程度ありますが、どんな曲があるかは当日をお楽しみに!

次回練習は7月22日

現在以下のパートを絶賛募集中です。

募集パート(2017年7月13日現在)
Fg / Tp / Hr / Vn / Va / Vc / Cb / Cho ( Sp, Al, Tn, Bs)

次回練習は7/22(土)。 オケ・合唱別々の練習となりますが、興味がある方は是非以下のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。

thanksk.orch@gmail.com

ちなみに、私のパートはCbです。仲間募集中(笑)。
それでは。

第5回演奏会に向けた準備がはじまりつつあります

こんにちは。2nd Violinのはるです。

1月に行われた第4回定期演奏会から早ひと月半。
Kオケは早くも、次回演奏会にむけて動き始めました!



我々Thanks!Kオーケストラは、クラシック曲ではなくアニメやゲームの現代音楽を取り扱うオーケストラ、いわゆる「サブカルオケ」。
サブカルオケの多くは演奏会のためにメンバーを集める「単発オケ」です。
しかし、Kオケは恒常的に活動する「常設オケ」。多くのメンバーが、演奏会後も活動を続けています。

今月は、そんな常設オケであるところのKオケの特色的な活動をご紹介します。

総会

3月4日に行われたKオケ総会では、会計報告や今後の運営方針についての議論のほかに、次回演奏会にむけた選曲会議も行われました!
団として継続的に音楽活動を続けていくために、団員同士が適材適所で役割分担しながら100名近い団体がまとまっています。
総会では次回の演奏会をよりよくするために、また、全員が楽しく活動できるように、活発に意見交換が行われました。

 

弦アンサンブル会

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翌日、3月5日には弦楽器パート有志によるアンサンブル会もありましたよ。

Kオケには、「オーケストラがはじめて」という奏者も多く参加しています(かくいう私もそのひとりです)。
集団で演奏するときには、ひとりで演奏するときとはいくつもちがう点があります。
周囲を意識して、音を出すタイミングやピッチをそろえたり、弾き方を合わせたり。

今回のアンサンブル会では、オケ初心者のメンバーにも演奏を楽しんでもらって、さらに全体がレベルアップできるように、菅野よう子とは一旦離れて、クラシック楽曲に挑戦しました。

モーツァルトアイネ・クライネ・ナハトムジーク

www.youtube.com

誰もが聴いたことのある有名な曲ですね!
知ってる曲だからこそ、弾いてみると大変。頭のなかにイメージする演奏と実際に出せる音のちがいが歴然です…
他のパートのメロディを感じながら演奏するのって、キモチイイ!そんな曲ですね。

チャイコフスキーの弦楽セレナーデ

www.youtube.com

こちらはあまり馴染みのない曲かもしれませんが、とにかく美しい!
一方でめちゃくちゃ難しくて、私は譜読みさえまともに出来ないありさまでした。
ハーモニーがきれいな曲だけに、ピッチをあわせたり音色をうまくつくる必要があります。

こういった曲に取り組みながら、正指揮者の指揮・指導のもと、弦楽器歴の長い人が初心者に対してレクチャーするなど、上達に向けたよいステップになりました。

 

演奏会の曲以外に取り組むことを通しても、全員でレベルアップを目指せるのが
常設オケであるKオケの良いところのひとつですね!
なにより団員同士の仲が良くて、毎回和気あいあいと集まれることが、Kオケの一番いいところだと個人的には思っております。


そんなKオケの次回演奏会は下記の通り!

Thanks!Kオーケストラ 第5回定期演奏会
2018年1月13日(土)練馬文化センター大ホール

今から予定を空けておいてくださいね!!

これを読んでいるそこのあなたも、菅野よう子楽曲を愛する仲間と一緒に楽しく音楽しませんか?
まもなく団員募集も再開予定です。このブログや公式サイトにてあらためてお知らせしますので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。

thanks-k.com

第4回演奏会、無事終了!ありがとうございます

コンマスを務めております、とんです。

Thanks!Kオーケストラ第4回定期演奏会へご来場下さった皆様
本当にありがとうございました。

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今回の演奏会はいかがでしたでしょうか。

前回までとは違い、今回の演奏会はダブルメイン。
1部では管楽器が華々しいビッグバンドならではのカウボーイビバップステージ。
バンドサウンドは特に弦楽器には馴染みのないサウンドであり、
クラシックとは全く違う弾き方にも注力しました。

2部では大空を思わせるような壮大なマクロスの音楽。
劇伴ならではの響きを重視した楽曲の数々は、みなさまがテレビの前で感じた
あの感動をもう一度体験することができたのではないでしょうか。

1部も2部も菅野よう子さんの楽曲の多様性を存分に楽しめる楽曲の数々を団員全員で選曲いたしました。
雰囲気が対照的である今回のプログラムを皆様に楽しんでいただけたのなら幸いです。

また、Thanks!Kオーケストラの強みでもある
合唱、バンド、オーケストラのそれぞれの融合を魅力的に表現できるよう
試行錯誤を重ねてくださった編曲者様には感謝の言葉も見つからないほどです。

私自身、コンサートマスターという大役を務めさせていただくのは初めての経験で、
非常に至らないところばかりでしたが、仲間の助力やアドバイスもあり
なんとか今回の演奏会を迎えることができました。
今回の来場者数は約750人、なんと過去最高の来場者数でした!!
アンコールTank!では盛大な拍手をいただき、スタンディングオベーションまでいただきました。
あの瞬間の光景は一生忘れられません。

さて、次回の演奏会でのメインは「アクエリオン」。
テレビなどどこかで聞いたことのある曲が多いのではないでしょうか?
「一万年と二千年前から〜」のフレーズで有名なあの曲も…?

そして記念すべき5回目の演奏会になります。
私たちThanks!Kオーケストラは、仲間たちと楽しみながらも来年へ向けて精進していきます。

それではまた来年の演奏会でお会いしましょう。